乾医院|静岡市清水区の内科・糖尿病内科・内視鏡内科

予防接種|静岡市清水区西久保の乾医院

静岡市清水区西久保1丁目6-22
【P】17台有

予防接種

予防接種

予防接種とは注射によるワクチン接種のことで、多くは皮下注射です。ワクチンとは、病原体の毒性を弱めたり無毒化したりしたもので、接種する方が未だ罹っていない疾患に対して免疫をつけるために行うものです。これにより罹患前であっても免疫をつけられるようになるので、感染による発症を抑えられたり、万一発症したとしても重症化を防ぐといったことが可能になるのです。

当院では、インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹のワクチン接種を行っています。また通院されている方で、上記以外のワクチン接種をご希望される場合は可能な限り対応いたしますので、遠慮なくお申し出ください。

予防接種は予約制になります。詳しくはお電話にてお問い合わせください。

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヵ月間持続します。日本では、例年12月~翌3月頃にインフルエンザが流行しますので、毎年12月中旬頃までに接種するのが望ましいです。

当院では、予約制となっておりますので、受付までお問い合わせください。
(予約開始の時期はHPで確認もしくは電話でお問い合わせください。)

接種の仕方

インフルエンザワクチンは、年齢によって接種回数が異なります。13歳以上の方は1回の接種となります。
※13歳未満は行っておりません。

接種に関する注意事項

インフルエンザワクチンを接種したことによる副反応については、強いアレルギー反応(アナフィラキシー様症状など)が出たという報告はありますが、重い障害や死に至るようなケースは稀です。そのほかよく現れる副反応として、注射部位の痛みなどがあります。

対象 接種回数 接種費用
13歳以上 1回 3,700円(税込)
65歳以上(静岡市在住) 1回 1,650円(税込)

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌とは、肺炎の原因菌の中で最も多い菌(大人の肺炎の20~40%は、この菌が原因)であり、この肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防するほか、重症化のリスクを減らすといった効果が期待できます。また、インフルエンザワクチンの接種を併せて行うと、肺炎予防の強化にもつながります。そのため、肺炎予防には、肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンの併用接種が推奨されています。

肺炎は日本人の死亡原因の第3位※を占めており、高齢者や基礎疾患のある方が感染しやすく、治りにくいという特徴があります。なお、肺炎で亡くなる方の約95%が65歳以上※です。

※厚生労働省、人口動態統計(確定数)2016年

接種に関する注意事項

同ワクチン接種後は副反応として注射部位に痛みや腫れが現れる、微熱が1~2日間ほど出るといったことはありますが、どちらも時間の経過と共に治まるようになります。また、重篤な副作用が発生する可能性というのは、極めて稀なケースと言えます。

対象 接種費用
一般の方
15価 10,000円(税込)
23価 7,000円(税込)
公費補助対象の方 23価 4,700円(税込)

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、水ぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が原因で発症する皮膚疾患です。体の左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれができ、症状が激しい場合には夜も眠れないほどの痛みがあります。また、皮膚症状が治った後も長い間痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」を発症する可能性があります。帯状疱疹は50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。

帯状疱疹ワクチンを接種しておくことで、帯状疱疹にかかりにくくなり、帯状疱疹にかかったとしても重症化を予防できるほか、「帯状疱疹後神経痛」の予防効果もあります。

帯状疱疹ワクチンは2種類あります。いずれも50歳以上から接種することが可能です。それぞれ特徴が違うため、以下の比較表を参考にしてください。どちらを打つべきか悩まれる方は医師にご相談下さい。

ワクチン名 乾燥弱毒生水痘ワクチン
「ビケン」
帯状疱疹ワクチン
「シングリックス」
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回(2ヶ月後に2回目、遅くとも6ヶ月後までに)
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
発症予防効果 50~60% 90%以上
神経痛予防効果 67% 85〜100%
持続期間 5年程度 10年以上
主な副反応 注射部位の痛み、腫れ、発赤 注射部位の痛み、発赤、腫れ、筋肉痛、全身倦怠感、悪寒、発熱など
費用 7,000円(税込) 22,000円(税込)×2回
長所 接種が1回で済む
費用が安い
予防効果が高い
持続期間が長い
免疫が低下している人でも接種可能
短所 予防効果が劣る
持続期間が短い
免疫が低下している人は接種不可
接種が2回必要
費用が高い

その他予防接種

その他の予防接種については、当院までお問い合わせください。

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